メンターという存在は、私たちのキャリアや人生において非常に大きな影響を与えます。
キャリアの節目にある方々にとって、理想のメンターを見つけることは、今後の成長に大いに役立つでしょう。
一方で、自分がメンターとして接することになった時、どんな風に振る舞えばいいのでしょうか。
この記事では、「お手本にしたい!」と思う理想のメンターと出会い、その指導を受けた体験談をご紹介します。
あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。
41歳Aさんが「お手本にしたいな」と思ったエピソードとは
『50代の女性メンターについてお話します。
ある日私がクライアントの方と言い合いになりました。
その後、落ち込む私に50代の女性メンターは、「こういう経験は皆が通るもの。私もここでは言えないようなトラブルを重ねてきた。今日の経験は次に活かせばいい」とさらりと声をかけてくれました。
かと思ったら、醤油ボトルの賞味期限を声に出して読めと言い、指示に従ったら、「これ、私の誕生日だから忘れないでね笑」と笑わせてくれました。』
その時どう感じましたか?
『真剣に醤油ボトルの賞味期限を音読していたので、「そうきたか!」と感心と笑いでいっぱいでした。
その後、気持ちを引きずることなく切り替えて、トラブルとなったクライアントの方と話し合うことができました。』
Aさんが思う理想のメンターとは?
・俯瞰的に物事をみることができる
・理論的に話すことができる
・感情に任せて叱責しない
・さりげない笑いを忘れない
・相手によって態度を変えない
・自分の悪いところは謝罪できる
・相手の話に耳を傾け、共感的な態度をとってくれる
(41歳/看護師)
お手本にしたいメンターとは
メンターから学ぶことは、専門知識やスキルだけに留まりません。
50代のメンターから「物事を俯瞰的に見て、さりげない笑いを忘れない」といったメンター像を描いたAさん。
Aさんは仕事だけではなく、人生の哲学や価値観を学び、自己成長のための道を見出すことができたのかもしれませんね。
あなたの理想のメンターは、どんな人ですか?
※この記事は実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
(MOREDOOR編集部)