さりげない優しさに救われた経験はありませんか?
今回は、妊娠初期の女性が直面する職場での「大変さ」と、周囲の人々が示す「思いやり」にスポットを当てた体験談をご紹介します。
この記事を通して、私たち自身の日々の行動を改めて考えるきっかけになればと幸いです。
30代Bさん、つわりが辛い時期で……
昨年、妊娠初期でつわりが辛いころのことです。
妊娠は上司にだけ報告をしていて、その他の人には、安定期に入ってから報告するつもりでした。
職場では始業前に掃除業務があるのですが、椅子が重く、引き出して掃除機をかけたり、かがんだりするのは辛くて……。
しかし、同じ箇所を掃除している先輩に頼ることもできませんでした。
声をかけてくれたのは?
その日もいつも通りに始めようとすると、先輩がすでに掃除機をかけ始めていました。
私は慌てて自分がやることを伝えたのですが、先輩は私の体調が悪いことに気づいてくれていて、これからは毎回自分が代わると言ってくれたのです。
私が申し訳なさそうにすると、「お互い様だよ。出産して戻ってきたら毎日掃除機ね!」と私が気にしないような一言を冗談まじりに投げかけてくれました。
さりげない優しさに救われたと同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
恩返しできるように出産も頑張ろうと思えました。
お互いが思いやりを……
損得感情だけではなく、お互いが思いやりを持って、それを実行できるような人が増えたらよいなと思いました。
(30代/病院勤務)
見た目ではわからない妊娠初期のツラさ
つわりが辛い時期に、職場での掃除業務を先輩が代わってくれて、優しさに救われたというBさん。
妊娠初期のつわりでは大変な人がいることを認識し、少しでも多くの思いやりが生まれますように……。
皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)