日々の通勤は、働く人々にとってルーチンの一部ですが、時に小さな驚きが訪れることも。
この記事では、電車での子どもの思いがけない言葉が、大人たちに与える影響について体験談を交えてご紹介します。
子どもが見せる純粋な視点は、働く人々の心にどのような変化をもたらすのでしょうか?
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
34歳会社員、Aさんの場合
仕事帰りに、電車で席が空いてなくて立っていました。
すると、子どもが席を譲ってくれました。
「お兄ちゃん、疲れてるけど大丈夫?」と声をかけてくれたんです。
その瞬間にほっこりしました。
子どもって表情とかよく見てるんだろうと思い、衝撃と安心感がありました。
最近の子どもは人思いですね。
優しい世の中になってほしいなと思います。
(34歳/会社員)
44歳、Nさんの場合
体調を崩して病院に行く為に電車を使いました。
だるくて仕方ない状態だったのですが、そこはどう待っても混む路線で……。
仕方なく立っていると、ちょっと離れた場に座っていた小学校半ばくらいの女の子がそっと寄って来てくれて、席を譲ってくれました。
「大丈夫ですか、座ってください。」と声をかけてくれて、
具合が悪かったことに気づいてくれたことにビックリだったのですが、すごくありがたかったです。
ビックリと共に温かい気持ちになりました。
見ず知らずの他人でも困った人に手を差し伸べられる勇気と優しさを持てる世の中になればと思います。
(44歳/無職)
優しい世界
電車の中での子どものひと言は、働く大人たちに新たな気づきを与えることがあります。
疲れていたAさんも、具合が悪かったNさんも、何も言っていないのに気づいてくれたことに驚きとともにほっこりしたようですね。
子どもたちの感受性の豊かさと、彼らが持つ洞察力。
私たち大人が見落としがちなことを、子どもたちは敏感に感じ取っているのかもしれません。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)