子どもたちの優しさは、時折私たちを温かい驚きで包み込んでくれます。
そんな瞬間に触れたことのある皆さんは、きっと共感することでしょう。
今回は、子どもたちの優しさから私たちが学べることについて、実際の体験談を交えてご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
44歳、Kさんの場合
コンビニで財布をバックから取り出したところ、ファスナーが開いていたようで小銭を店内にぶちまけてしまいました。
すると近くで商品を選んでいた小学校高学年くらいの男の子たち数名が拾い集めてくれ、拾いきれなかった小銭があったようでわざわざ追いかけて来てくれ、「まだありましたよ」と届けに来てくれました。
私は見つからないものは仕方ないと立ち去ったのにわざわざ後からも探してくれた気遣いに感謝しました。
お礼を言うと「いえいえ、とんでもないでーす」と。
見過ごすこともできたはずなのに当たり前のようにしてくれたのが嬉しかったです。
困っている人を見て瞬時に助けることができる人が増えたらいいですね。
23歳、Oさんの場合
平日の昼間、赤ちゃんを抱っこしたお母さんと、5歳くらいの男の子をスーパーで見かけました。
両手にエコバックをもっており、しきりに持ち直している様子。
大変そうだなと思っていただけのところで、男の子が「僕が持つよ」とエコバックをひとつ受け取っていました。
お母さんは笑顔で「ありがとう」と言って、言われた男の子もキラキラとした笑顔を見せていてほっこりしました。
見かけただけのため会話はしていませんが、お互いが笑顔になっており、私もほほえましくなりました。
男女問わずその男の子のような優しくて気遣いができる人が増えればいいなと感じました。
子どもの優しさにほっこり
実際の体験談を通じて、私たちは子どもたちから学びを得ることがたくさんありますね。
子どもの言葉から学べることは、時に社会をより優しく、思いやりのある場所にする手助けとなるのではないでしょうか。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)