子育て中、幼い子どもと外出をしている時に、周囲の気遣いに救われた経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
今回は、子育て中に周囲の人の優しい気遣いをされたことにフォーカスをし、そこから学べることについて、実際の体験談を交えてご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
39歳会社員、Eさんの場合
出産後、子どもをベビーカーに乗せてお散歩していたところ、ちょうど子どもが寝たので、久しぶりに外食できるかなとイタリアンのお店に入りました。
そこは前菜やデザートがビュッフェになっているお店でした。
前半は順調、寝ている子どもを横目にゆっくりランチをすることができました。
しかし、途中で起きてしまいちょっとぐずぐずし始めたので、あやしながらなんとか食べていました。
デザートは諦めるかなと思っていたところ、スタッフさんが、「こちらで選んでもよろしければ、デザート盛り合わせて持ってきましょうか?」と声をかけてくれました。
なんて子育て世代に優しいんだと感激しました。
とっても嬉しかったですし、おかげでデザートまで楽しめました。
56歳専業主婦、Aさんの場合
我が子が病気になり、電車で通院中にぐずったときのことです。
ご年配の女性に「大丈夫ですか?どうぞ座ってください」と声をかけていただき、席を譲っていただきました。
助けてもらったことで安心したのを覚えています。
困っている方、不自由な方を見かけたら声をかけさせていただくタイミングをしっかり見極めていきたいと思いました。
また、声かけのあとも寄り添いたいと思います。
子育て中のご両親に優しい世の中であって欲しいです。
少しの気遣いで
見知らぬ人が困っているとき、「おせっかいかも……」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、少しの思いやりで救われる人もいて、その経験は感謝の記憶とともにずっと心に刻まれているようです。
EさんもAさんも、してもらったのはほんの些細なこと。
大袈裟な手助けでなくても、専門家でなくても、小さな気遣いが優しい世界をつくるキッカケになるのかもしれません。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)