電車の中での小さな出来事が、人々の心に大きな影響を与えることがあります。
とくに、子どもからの思わぬ一言は、日々の疲れを癒やし、心に安らぎをもたらすことも。
この記事では、電車の中で子どもがかけてくれた優しい言葉のエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
19歳大学生、Sさんの場合
私は大学まで電車を使用しているのですが、1年前に骨折してしまい、朝の時間は電車を使うのが少し億劫でした。
土曜日の授業がある日、10時頃に電車に乗ったのですが、その日も電車が混んでいました。
座れないなぁと思い、杖を使って立っていると、小さな男の子が「ここどうぞ」と席を譲ってくれました。
小学生くらいなのに「すごいなぁ」と思いました。
今まで席を譲られたことがなかったため、嬉しかったし、私も真似しようと思います。
(19歳/大学生)
22歳学生、Yさんの場合
自分が電車の中で貧血になり、立っているのが辛かったけれど席が空いておらず困っていた際に、子どもが「おねーちゃん大丈夫?体調悪い?」と声をかけてくれました。
周りにもなんとなく体調が悪そうなのを察して、チラチラこちらを気にかけてくれる大人はいたけど、実際に声をかけてくれたのはその子だけでした。
その声かけのおかげで、座っていた方が席を譲ってくださり、倒れたりすることなく座って目的駅まで到着することができました。
体調が悪かったけれど「自分から席を譲って欲しいというのも気が引ける」と思っていたので、すごく助かりました。
体調が悪そうな人や困っている人がいても、気にはなるけど行動に移せない人もいると思うので、実際に声をかけたり、手伝ったり、行動に移す勇気を持った人が増えるといいなと思いました。
(23歳/学生)
声をかける勇気
怪我や体調不良で電車に乗るのが辛いときもありますよね。
そんなときに声をかけて助けてくれるのは心が温かくなり、身に染みるもの。
皆さんはこの2人の子どもの言動から、どんなことを感じましたか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)