電車に乗っていると、時に小さな驚きが訪れることも。
この記事では、電車での子どもの思いがけない言葉が、大人たちに与える影響について体験談を交えてご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
41歳会社員、Aさんの場合
仕事から帰宅する際、電車に乗っていたら後ろから、「すいません」と声が聞こえました。
振り向くと、制服をきた中学生らしき女の子が、「カバンあいてます」と声をかけてくれました。
私が背負っていたショルダーバッグのサイドポケットのファスナーが全開に。
私はお礼を伝えて、サイドポケットのファスナーを閉めました。
昨今の若者は他人に無関心という言葉をSNSやTVで目にしますが、年齢は関係ないなと学びました。
私がお礼を伝えると、「いえいえ」と笑顔で返してくれました。
突然声をかけられた時は少し驚きましたが、その後のやりとりで嬉しさを感じました。
お互い、自然に助け合える世の中になることを願います。
(41歳/会社員)
22歳学生、Jさんの場合
私が電車で座席に座っていたところ、おそらくスポーツチームである団体の幼稚園から小学校低学年くらいの子どもたちが乗り込んできました。
子どもたちが空いている座席に座っていったところ、1人余ってしまう子が出てしまったようで……。
そのため私が他の席に移動すれば座れそうだったので、座席を移ったところ、座れていなかった子がこちらまで来て、「ありがとうございました」とお礼を言ってくれました。
さらに子どもたちが降りるタイミングでもお礼を言いにきてくれて……とても優しい子だと感じました。
(22歳/学生)
優しい世界に……
電車の中での子どもの対応に優しさを感じたAさんとJさん。
こうした小さな気遣いから人の温かさを知り、その優しさが連鎖していく未来になるといいですね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)