『子どもの事で迷惑をかけないようにしないと』と、気を張って子育てをしている人もいるのではないでしょうか。
そんな時、そっと手を差し伸べてくれる人がいたら、ありがたさを感じますよね。
今回は、子育て中に感動したエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
40歳主婦、Kさんの場合
子どもがまだ1歳ごろのことです。
子どもを乗せて、ベビーカーを押して駅のホームを歩いていました。
子どもが突然泣き出したため、ベビーカーの子どもを抱き上げました。
するとベビーカーが転倒。
子どもを抱っこしながらベビーカーを立て直そうとすると、近くにいた方々が手伝ってくださいました。
「大丈夫ですか?電車が来たら、ベビーカーを乗せますよ」と言ってくださいました。
とてもうれしかったです。
子どもを抱っこしたままではベビーカーを乗せるのも大変なので助かりました。
困っている人がいれば、近くにいる人がすぐに手を差し伸べる。
それが当たり前の世の中になればと思います。
(40歳/主婦)
27歳会社員、Gさんの場合
子どもが2歳の頃、自分の受診に一緒に連れて行った時のことです。
待合室で待っていたのですが、次第に子どもが飽きてしまい、抱っこしても暴れ、走り回るように。
その度に追いかけ、申し訳ない気分でいると待合室に一緒にいたご年配の夫婦が「可愛いね。おいくつですか?飽きちゃうよね。沢山走りたいよね。」と優しく声をかけて下さいました。
その時、何気ない一言で救われるんだなと改めて学びました。
その後も「大変だよね。大丈夫だよ。」と優しく声をかけてくださいました。
ほっとして、涙が出そうになりました。
みんなが小さい子どもとその保護者に優しくできる、そして育児のしやすい世の中になって欲しいです。
(27歳/会社員)
少しの気遣いで……
子育てで大変なときに、その様子を見かけた周囲の人が手を差し伸べてくれたというKさんとGさん。
こうした小さな気遣いから人の温かさを知り、その優しさが連鎖していく未来になるといいですね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)