『子どもの事で迷惑をかけないようにしないと』
このように気を張って子育てをしている人もいるのではないでしょうか。
そんな時、そっと手を差し伸べてくれる人がいたら、ありがたさを感じますよね。
今回は、子育て中に感動したエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
36歳会社員、Kさんの場合
先日、1歳になったばかりの娘を連れて買い物するためATMに寄ったときのことです。
ATMが設置されている場所に着くも、扉が手動のドアしかなく、ベビーカーを押しながら入るため、手こずっていました。
すると、ベンチに座っていた女性が「大丈夫ですか?おさえますね」と声をかけてくれて、ドアを押さえ、通れるように助けてくれました。
何気ないことですが、とてもありがたかったです。
子どもを連れて初めて通る場所だったので、子連れだと些細なことでも大変なんだなと驚きました。
同時に、少し心細かったのが助けてくださった方のおかげで心が温かくなりました。
育児について男女関係なく学ぶ機会があるといいなあと思います。
(36歳/会社員)
29歳会社員、Eさんの場合
当時2ヶ月の娘と電車に乗って帰っていたとき、残り20分くらいのところで泣き出してしまいました。
今思えば抱っこすればよかったのですが、「そのまま寝てくれないかな」と思いベビーカーに乗せ続けていたところ、泣き止まず……。
そのとき、近くに座っていた女性が立ち上がり、「これ、よかったらあやすのに使って」と、キャラクターの絆創膏をくれました。
「自分も子どもがいるから気持ち分かるよ」と言ってくれました。
最初その女性が近づいて来たときは、うるさいから怒られるのかな、と不安に思いましたが、優しい声かけをしてくださってとても嬉しかったです。
まだ子どもの年齢的にキャラクターも分かっていない頃でしたが、「何とかしてあげたい」と考えてくれたことが伝わり、とても感動しました。
相手のことを考え、誰もが優しい行動を移せるような世の中になることを願いたいです。
(29歳/会社員)
優しい行動に……
子育てで大変なときに、その様子を見かけた周囲の人が手を差し伸べてくれたというKさんとEさん。
こうした小さな気遣いから人の温かさを知り、その優しさが連鎖していく未来になるといいですね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)