ときに子どもは、大人もハッとさせられるような思いやりのある言葉を言ってくれることも。
今回は、子どもたちのほっこりする言動に、大人が学びと刺激を受けたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
28歳専業主婦、Nさんの場合
嫌なことが次々に重なり、最後に冷蔵庫を閉めるときに指を挟んでしまったときの出来事です。
もう、なにもかもが嫌になり、キッチンに置いてあるステップに縋り付いて泣いてしまいました。
すると、1歳半になったばかりの息子がリビングからテチテチ歩いてきて、閉まりが甘かったゲートから入ってきて何をするのだろう……と思っていたら「えうー」と言いながら頭を撫でてくれました。
まだしゃべれないのですが、しゃべれないなりに慰めようと言葉を発していました。
言葉を話せない赤ちゃんだって、母親が泣いていたらよくわからないなりに、自分がいつもしてもらっているように「よしよし」と頭を撫でてくれるんだと……。
とても嬉しくて感動しました。
(28歳/専業主婦)
48歳パート、Sさんの場合
子どもがまだ小学1年生の頃。
パートで疲れていたので、ご飯を作りたくないなぁ……と思いながら嫌々作っていたところ、息子が台所にやって来て、テーブルを拭いたりお箸を並べたり手伝いながら料理の感想を一生懸命伝えてくれました。
「お母さんの作る味噌汁は、どんな旅館の味噌汁より美味しくて大好きなんだよ」と言われました。
子どもの素直な感想だったので嬉しかったです。
外で簡単に食事を済ませることができる時代ですが、家庭のご飯も大切にできる世の中になって欲しいです。
(48歳/パート)
子どもの優しさにほっこり
子どもたちの想像もつかない言動に大人が考えさせられることもあるようです。
その優しさは、社会をより温かく、思いやりに満ちた場所にするのかもしれませんね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)