綺麗になりたい、自分に自信をつけたいという思いから「整形」という選択に至る人もいるのではないでしょうか。
整形をすることは個人の自由です。
ですが、いざ親に相談するとなると、育ててくれた親だからこそ、「悲しませたくない」「理解してもらえるか不安」などの理由から、伝えずらいと感じる人も……。
そこで今回のMOREDOORは「整形したいという思いを親に伝えたときのエピソード」を聞いてみました。
※当事者の声はさまざまですが、あくまで一例として、参考になれば幸いです。
親はどう思う……?
Rさんの場合
私は小学4年生の頃から小さい目がコンプレックスでした。
蒙古襞が張っていて吊り目です。
どうしても顔がキツい印象になっているのと、歳の離れた姉が父に似てタレ目で目が大きかったんです。
姉はモデルにスカウトされるほど美人でした。
学校で、「お姉ちゃんと似てないね!」と言われて、「姉=かわいい、姉と似てない=可愛くない」と思い、自分の顔がコンプレックスに……。
それからマッサージをしたり、どうにか目を大きくできるように頑張っていましたが、調べると最初に出てくるのは整形ばかりで、「整形すれば綺麗になれる」と思うように。
そして、両親にその気持ちを泣きながら伝えた日が何日もありました。
ご両親はどのような反応をしていましたか?
「ありのままでも可愛いよ、でも20歳になってもう一度その気持ちがあるなら言いにおいで。そのときは一緒にもっと考えるから」と言ってもらいました。
その後、整形はしましたか?
結果、整形はしませんでした。
発育途中だった私は一重から二重になり、18歳から化粧を覚えたことで、自分を変えられるとわかったからです。
そして「可愛いはひとつじゃない」ということに気付けました。
悩んでいた頃のあなたにアドバイスするなら?
「すこし時間をおいて考えてみよう」と言いたいです。
半年や1年で価値観が変わることもあります。
今はあなたのなりたい可愛いではないかもしれないけど、これからもっと可愛くなれる可能性を見出す方法がでてくるかもしれないから、少しだけ待ってみよう。と伝えたいです。
(21歳/派遣社員)
じっくりと向き合ってみて
もし自分の容姿を変えたくても、両親に「整形したい」という気持ちを伝えるのは勇気がいる人もいるでしょう。
Rさんは、両親から「20歳になってもう一度その気持ちがあるなら言いにおいで」という声かけがあり、また「可愛いはひとつじゃない」とさまざまな価値観に気づいたようです。
整形に対する考え方は人ぞれぞれですが、皆さんは周りの人が整形したいと言ってきたら、どうしますか……?
◎【整形は詐欺って言われました】全話
◎MOREDOORのInstagramはコチラ
◎MOREDOORのTikTokはこちら
※この漫画はフィクションです。
■脚本:華丘侑果
■作画:simme
(MOREDOOR編集部)