子育てするなかでベビーカーを使っての移動に苦労することもあるのではないでしょうか?
今回は、育児中に周囲の人々に救われた、ベビーカーにまつわるエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
24歳専業主婦、Aさんの場合
ベビーカーに息子を乗せたまま電車に乗ろうとしたときのことです。
電車とホームの間にベビーカーの前輪が挟まってしまい……!
ベビーカーはどうなっても良かったのですが、息子が落ちてしまわないか心配でした。
電車の発車時刻もあるし、「気づかずに発車されたりしたらどうしよう」と一瞬でいろんなことが頭をよぎり、パニックに。
すると、近くにいた男性がすぐに助けてくださり、中に乗せて安全な位置まで連れて行ってくれました。
電車に乗っての初めての外出だったため、優しさが本当にありがたかったです。
その件以降は電車とホームの隙間があまりない車両に乗り込むように心がけています。
(24歳/専業主婦)
40歳薬剤師、Bさんの場合
10年ほど前、長男と帰省した帰りの話です。
たまたま友人と会ったため、いつもは利用しない駅で乗り換えをしました。
ホームに着く直前、エレベーターがない階段があることに気づき……。
子どもは抱っこ紐の中に入っており,ベビーカーには荷物が乗っていました。
かなりの重量ですが、運べないことはありません。
「よっこらしょ」と持ち上げて、階段を登ろうとしたときです。
若い女性が「手伝いますよ」と言って、すっと手を貸してくれて、一緒に持って上がってくれました。
「手伝いましょうか?」と聞かれると反射的に「大丈夫です」と言ってしまう方もいると思います。
「手伝いますよ」は大変素晴らしい言葉だと思いました。
(40歳/薬剤師)
とっさの優しさ
人が多く行き交うホームでは、「あまりモタモタしては迷惑だ」と思ってしまうことも……。
そんなときに、周囲にいる方が手を差し伸べてくれると安心できるのかもしれませんね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)