育児中のお出かけは、猫の手も借りたいほど大変なもの……。
今回は、育児中に周囲の人々に救われたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
21歳、Bさんの場合
もうすぐ2歳になるイヤイヤ期の娘がいます。
私は車の免許も無く、出かける時は電車なのですが、電車でもやはりぐずぐずしてしまい、おとなしく乗っていることが難しい状況……。
ある日、降りる駅に着きベビーカーを降ろそうとしたところ、娘が泣いて暴れてしまいました。
ドアが閉まって降りるのが間に合わないかも……と焦ったその時、後ろにいたカップルが「大丈夫ですか!ベビーカー一緒に持ちますね!」と声をかけ、手伝ってくれたのです。
そのおかげで、私たちは無事降りる事が出来ました。
とても安心しましたし、本当に心の底から助かりました。
私たち子どもを持つ母親はこのように些細な事でも、一緒に寄り添ってくれる方が居るととても心強いので、優しい方で沢山の世の中になることを願います。
(21歳/専業主婦)
32歳、Gさんの場合
昨年の暑い夏の日、私は2歳になる息子を連れて近くの公園に遊びに行きました。
公園は子どもたちの歓声で溢れていて、息子もすぐに遊具に夢中に……。
しかし、遊び疲れた息子が急に「おなかすいた」と言い出しました。
おやつを持ってくるのを忘れてしまった私は、どうしようかと困っていました。
その時、近くにいた別の子どものママが気付いて「おやつを持ってきていますので、少し分けましょうか」と声をかけてくれました。
彼女は優しく笑いながら、息子にフルーツのカットや手作りのクッキーを差し出してくれたのです。
息子は嬉しそうにおやつを食べ始め、私はその優しさに心から感謝しました。
予期せぬ優しさに接したその日は、私にとっても息子にとっても特別な日となりました。
こんな風に互いに支え合い、助け合える社会になったらいいな、と心から思っています。
(32歳/会社員)
時には勇気を出して……
お二人の話から、困った瞬間にすぐに『助ける』という選択肢を取れる優しさと思いやりが、育児中の方にとってとてもありがたいものだということがわかりますね。
困っている人に声をかけるという行為は勇気が必要なことかもしれませんが、その小さな行動が優しい世界を作るのかもしれません。
みなさんはこのエピソードを見て、どのように感じましたか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)