多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。
とくに、この状況になってしまったときの心のもやもやや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。
そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
夫婦仲はよいけれど……
Sさんの場合
結婚してすぐにレスに。
私は妊娠を望んでいたし、私に魅力がないからレスになってしまったのでは?と心配になりました。
また、浮気の心配はないと思っていましたが、それでもレスなのは好きな女がいるからなのではとも悩み……。
そのため、夫と率直な意見を話し合い、私が不安に思っていることを伝えました。
「したくないわけじゃないのかな?」
「30歳までには子どもを考えたいな。」
と素直に伝えたら、レスは解決していませんが、私の悩みは解決しました。
その後、夫はそれ以降わかりやすい愛情表現をたくさんしてくれるようになりました。
このことから、『考えすぎても解決しない!ダメ元で本人と話をするべし!』と思いました。
(26歳/パート)
Nさんの場合
妊娠が発覚してから、悪阻があり、夫婦生活を行う余裕がなくなりました。
悪阻が終わってからも、だんだんと大きくなるお腹でするのは夫婦ともども不安に感じ……。
妊娠発覚から出産までは一切夫婦生活はなかったです。
妊娠期間中はお腹の赤ちゃんを第一にしたい気持ちを伝えたら、夫も同じ考えでした。
そのため、時間が解決してくれることもあると思っています。
(31歳/会社員)
お互いの気持ちを……
レスを経験したことで、相手とのコミュニケーションの重要性や、お互いの感情を理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。
「自分の言動の背景を伝えること」
「相手の言動の背景を理解しようとすること」
この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれません。
◎【近くて遠い、ふたり。】全話
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イラスト:華丘侑果
(MOREDOOR編集部)