長年連れ添った夫婦にとって、セカンドライフは新たな関係性を築く大切な時期です。
退職後の生活では、共に過ごす時間がぐっと増え、それぞれが理想とする夫婦の姿を考え直す機会にもなりますよね。
今回MOREDOORでは「セカンドライフで理想の夫婦関係に近づいた」と感じている50代の専業主婦Aさんへ話を聞きました。
生活リズムが変化する中で、変わらない絆を深めるためのヒントとは……。
ーなぜ「セカンドライフでより夫婦円満になった」と感じていますか?
セカンドライフを送っている地域の広報に、私達夫婦が「円満夫婦」と紹介されたからです。
自分が思うのと他人が思うのとでは、違う場合がありますよね。
他人に言われて「案外、夫婦円満かも」と気づきました。
ーそれまでは夫婦仲はよくなかった……?
よくなかったですね。
よくなかった原因は、子育てや義家族、近所付き合い、など夫婦以外のこと。
セカンドライフを過ごしているこの場所では、これら原因から距離を取れたため、夫婦仲は理想の形に近づいていると感じています。
といっても、広報で「理想の形」と紹介され、その気になっているだけかもしれませんが。
ー夫婦関係で悩んでいる方へひと言伝えるとしたら?
夫婦仲を悪くしている原因は「夫婦とは関係ないこと」が多々あるため、その原因を解消するのではなく、原因から距離を取ること。
解消のために、時間を使うのは勿体ないです。
(50代/専業主婦/Aさん)
新たな関係を
セカンドライフでは、夫婦それぞれの趣味や関心事により時間を割きながら、共に過ごす時間の質を高めることも重要ですよね。
「夫婦仲を悪くしている原因から距離をとること」で夫婦円満かもと感じているAさん。
さまざまな時を経て、2人で過ごす時間が増えるときこそ本当のパートナーシップのはじまりかもしれません。
皆さんはセカンドライフを誰とどのように過ごしていきたいですか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)