多くのカップルが直面する、デリケートな問題であるレス。
とくに、この状況になってしまったときの心のモヤモヤや不安は、言葉にしにくく周りにも相談しづらい一面も。
そこで今回のMOREDOORでは、レスになった方々へ当時の状況や今振り返って思うことを聞いてみました。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。
夫婦仲はよいけれど……
Aさんの場合
出産し育休明けの仕事復帰後、育児と家事で忙しく、いっぱいいっぱいだったためレスになりました。
同じ時期に夫が転勤になり、通勤時間が1時間半になって夫も大変なようで、それも原因の一つかもしれません。
2人とも忙しく子どもと寝落ちすることも多く、体調不良などもありできませんでした。
そのまま半年レスになりました。
その後相談はしましたか?
夫婦ともあまり性に対して積極的ではないですが、2人目を考えていたこともあり相談しました。
夫は直接話し合いをすると何も言わなくなるので、LINEで相談することに……。
「今のままでは2人目どころか夫婦として破綻しているのではないか」ということを伝え、「どう思っているのか?」など解決策をLINEで話し合いました。
その結果、レスは解決しました。
悩んでいた当時の自分にアドバイスするなら?
「自分自身の問題だけではなく、2人の問題でもあるので、まずは一度どのように思っているのか聞くこと」をアドバイスしたいです。
また、「自分の思っている感情をストレートに伝えるとわかってくれるよ」とも伝えたいです。
(29歳/パート)
1人で抱え込まず……
レスを経験したことで、お互いの感情を話し合い、理解することの大切さを認識するきっかけになるのではないでしょうか。
「自分の言動の背景を伝えること」
「相手の言動の背景を理解しようとすること」
この意識を持つことが、関係の改善に繋がる第一歩となるかもしれませんね。
◎【近くて遠い、ふたり。】全話
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イラスト:華丘侑果
(MOREDOOR編集部)