『不仲なわけじゃない…』
パートナーとの同棲や結婚を機に、体の繋がりに変化がある人もいるのではないでしょうか。
レゾンデートル株式会社が行った夫婦の性に関する調査結果によると、68.2%が配偶者とレス傾向にあると判明しました。
(参考:レゾンデートル株式会社)
そこで今回のMOREDOORでは、パートナーと結婚して3年目になるYさんにインタビューを実施。
Yさんがレスになったきっかけと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。
ーーYさんがパートナーとレスになったきっかけは?
仲が悪いわけでも、性交渉が嫌いなわけでもないですが、子どもが生まれて2年間ほどレスが続いています。
何となく期間が空きすぎて恥ずかしい、どうやって性交渉にもちこんでいたかわからなくなってしまいました。
しかし2人目も欲しいと考えているので、話し合ってみようと思います。
ーーレスで悩んでいることは?
照れくさくて誘えないことです。
ーー解決に向け行動したことは?またその後のパートナーの反応は?
2人目の子どもについて話をしていることですね。
しかし今のところ、パートナーからの反応は特にないです。
ーーレスに悩んでいた当時の自分へ、声をかけるとしたら?
「不仲なわけじゃないから慎重に」と声をかけたいですね。
(32歳/会社員)
ーーカップルセラピストは2人の関係をどう見る?
パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?
これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂崎さんに話を聞きました。
きっかけとなりえる「子どもの存在」
子どもが生まれたことをきっかけにレスになったというYさん。
2人目の子どもについて話を持ち出すことで、この状況に変化を与えようとしているようですね。
レスを解消しようと、直接的にパートナーを誘うよりも「子どもの存在」を交えた方がレス解消のきっかけを作りやすくなるかもしれません。
みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?
監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)
臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。
2010年鳴門教育大学大学院修了。
スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。
これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。
臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。
2010年鳴門教育大学大学院修了。
スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。
これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。
(MOREDOOR編集部)