『自分自身に起こる変化を伝えあう』
パートナーとの同棲や結婚を機に、体の繋がりに変化がある人もいるのではないでしょうか。
レゾンデートル株式会社が行った夫婦の性に関する調査結果によると、68.2%が配偶者とレス傾向にあると判明しました。
(参考:レゾンデートル株式会社)
そこで今回のMOREDOORでは、同棲4年目になるAさんにインタビューを実施。
Aさんがレスになったきっかけと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。
ーーAさんがパートナーとレスになったきっかけは?
家族みたいな感じになってしまい、異性としての魅力が薄れてしまったのがきっかけだと思います。
まるで空気のような存在のため、いないと不安で、いると安心するようになってしまいました。
特に相手には何も不満はありません。
ーーレスで悩んでいることは?
過去にレスになったのですが、出会った頃を思い出しなんとか改善しました。
ーー解決に向け行動したことは?また、パートナーの反応は?
出会った頃の話をよくするようにしました。
パートナーも嬉しそうに、懐かしいと言っていました。
ーーレスに悩んでいた当時の自分へ、声をかけるとしたら?
時間が解決してくれるケースもあります。
焦らず、昔を思い出してほしいと伝えたいです。
(43歳/パート)
ーーカップルセラピストは2人の関係をどう見る?
パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う“カップルセラピスト”は、おふたりの関係をどう見るのでしょうか?
日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決もサポートするカップルセラピストの吉田さんに話を聞きました。
互いの変化を伝えあう……
長く一緒にいることで、家族のような存在になってしまったというAさん。
お互いの気持ちや、タイミングについても正直に話し合う事で、解決が見えてくるかもしれませんね。
吉田さんのお話の中にもあったように、2人で工夫できることなどを考えることでレス解決への第一歩になることもあるでしょう。
みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?
臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。
2016年鳴門教育大学大学院修了。
スクールカウンセラー、心療内科、就労支援を経て、2021年よりカナダで依存症ケアを学ぶ傍ら、発達障害児の訪問支援に従事。2023年に帰国後COBEYAにカップルセラピストとして参画。日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決をサポート。
(MOREDOOR編集部)