『二人の関係性の変化に伴ってレスに……』
パートナーとの同棲や結婚を機に、体の繋がりに変化がある人もいるのではないでしょうか。
レゾンデートル株式会社が行った夫婦の性に関する調査結果によると、68.2%が配偶者とレス傾向にあると判明しました。
(参考:レゾンデートル株式会社)
そこで今回のMOREDOORでは、結婚5年目になるRさんにインタビューを実施。
Rさんがレスになったきっかけと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。
ーーRさんがパートナーとレスになったきっかけは?
結婚当初は毎日のよう行為を行っていましたが、1人目の子どもが生まれてからは週1ペースになりました。
その後2人が生まれ、週1ペースだったのが月1に変わり、お互いに仕事や育児で忙しくなり現在は2~3か月に1回に頻度になりました。
ーーレスで悩んでいることは?
お互いに忙しいこともあり、レスと同時に会話の頻度も激減し、夫婦仲について悩んでいました。
ーー解決に向け行動したことは?またその後のパートナーの反応は?
なるべく自分から話しかけるようにしました。
そうしたら相手からも声をかけてくる頻度が増えました。
ーーレスに悩んでいた当時の自分へ、声をかけるとしたら?
レスなのは変わらないけど今は良好な関係を築けているよ!
(27歳/個人事業主)
ーーカップルセラピストは2人の関係をどう見る?
パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はおふたりの関係をどう見るのでしょうか?
日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決もサポートするカップルセラピストの吉田さんに話を聞きました。
直接的にアプローチするだけでなく……
親となり、お互いに忙しくなることでレスになってしまったというRさん。
互いを思いやるコミュニケーションを増やしていくことが、2人の良好な関係へと導いてくれたのだとか。
また吉田さんのアドバイスのように、言わなくてもわかるという思い込みを排除し、お互いの心をオープンにしてみると、さらに素晴らしい関係性が築けるかもしれませんね。
みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?
臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。
2016年鳴門教育大学大学院修了。
スクールカウンセラー、心療内科、就労支援を経て、2021年よりカナダで依存症ケアを学ぶ傍ら、発達障害児の訪問支援に従事。2023年に帰国後COBEYAにカップルセラピストとして参画。日本人カップルをはじめ、英語を母国語とする異文化・国際カップルの課題解決をサポート。
(MOREDOOR編集部)