「ありがとう」という言葉で、気持ちが救われた経験はありませんか?
中には、子どもが感謝を先に伝えてくれたことで、子どもにも感謝を伝えられた方もいるようです。
そこで今回MOREDOORでは、「家族の素敵な言葉」をご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
Sさんの場合
息子が高校生のころのことです。
私はフルタイムで仕事しながら、洗濯、掃除、食事などの家事を毎日していました。
夫は週に一回の休みしかなく、しかも肉体労働なので、貴重な休みの日は家にいることが多いのですが、家事を手伝ってほしいと言いにくかったです。
夫は時々、食卓の後片付けや休みの日は料理を作ってくれますが、私ばかり仕事と家事をしていて、「ありがとう」の一言がほしいなと思っていました。
ある日、悶々としながら洗濯物を干し終わると、子どもが不意に「いつもありがとう、お疲れさま」と言ってくれました。
そのときのあなたの気持ちは?
普段会話をあまりしない息子からその言葉が出ると思わなかったので、「毎日学校に行って勉強頑張ってお疲れさま!元気で過ごしてくれてこっちこそありがとう!」と伝えました。
普段何気に一緒にいる家族も、きちんと見てくれているのだなと思いました。
(48歳/自営業)
感謝の言葉
自分ばかりが……と悶々としていたものの、子どもが掛けてくれた言葉によって、見てくれていることがわかったというSさん。
感謝の言葉は思っているだけではなく、言葉として伝えることで優しい世界がひろがっていくのかもしれません。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)