性教育は、子どもが健やかに成長するための重要な一歩です。
とくに、生理という自然現象について話し合うことは、女の子に限らず、全ての子どもにとって大切な知識のひとつ。
しかい、いつ、どのようにこの話題を切り出せばよいのか、多くの親御さんが悩むかもしれません。
今回は、40代の先輩ママの経験談を元に、そのヒントを探ります。
いつ頃から生理のことをお子さんに伝えましたか?
初めて話したのはまだトイレにくっついてきてた3歳くらいのときです。
あくまで自然に
生理のときも一緒に入って、ナプキン取り替えるのを見せてました。赤ちゃんを産む準備してるんだよ、と話しました。
その後、小学4年生くらいに女の子BOOKを購入して生理のことやナプキンのことを教えました。またパンツに薄茶色の汚れがついたら教えるよう言いました。小さい頃から見たり聞いたりしてたからか実際娘が生理になったときも落ち着いて対処できていたので成功だったと思います。
お子さんの反応は?
どちらのタイミングでも「そうなんだー。」と受け入れてました。
お子さんの反応を見てどのように感じましたか?
怖がられたり、嫌悪されなくてよかったと思いました。
とくに問題なかったので、子どもへの生理の伝え方をやり直したいとは今思っていません。
こどもへの生理をはじめとした性教育について思うこと
生理だけでなく、性教育の1つとして教えるといいと思います。自分の体を守ること、相手の体を守ることの大切さを教えてあげたいですね。
(45歳/事務パート)
子どもの自律にむけて
小さな頃からオープンなコミュニケーションや、具体的な対処法のケーススタディを積み重ねていた40代ママさん。
こうした普段の会話が、なによりお子さんの不安をなくし、健やかな成長を育んでいけるのかもしれませんね。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)