【スポーツ大会で】ボールがキャッチできず「男なのにそんなこともできないの?」と冷笑され…→『胸が締め付けられるような気持ちに』

【スポーツ大会で】ボールがキャッチできず「男なのにそんなこともできないの?」と冷笑され…→『胸が締め付けられるような気持ちに』

皆さんは、日常の中で性別に関する偏見を感じたことはありますか?
中には、サークル仲間からの「男なのに……」といった言葉にモヤモヤしてしまったという方もいます。

そこで今回、MOREDOORでは、「ジェンダーバイアスでモヤモヤしたエピソード」をご紹介します。

※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。

Sさんの場合

大学のサークル活動中に経験したエピソードです。
その日はスポーツ大会があり、みんなでチームを組んで競技に参加していました。

私は普段から運動が得意ではなく、とくに球技が苦手で……。
仲間と一緒に楽しむことを優先して参加していました。

心ない言葉が……

しかし試合中、ボールをうまくキャッチできず、何度もミス。
その度に、男性メンバーの一人から「男なのにそんなこともできないの?」と冷ややかな声で言われました。

その言葉を聞いた瞬間、胸が締め付けられるような気持ちになり、自分が否定されたように感じました。

その後、他のメンバーとも話をしましたが、同じように「女なのにこんなこともできないの?」と言われたことがあると聞きました。

そのときのあなたの気持ちは?

ミスをする度に「男なのに」と言われ、性別によって期待される能力や行動が決められているような圧力を感じ、モヤモヤした気持ちに。

また、他のメンバーが同様に「女なのに」と言われた経験を共有してくれたときには、そのメンバーの気持ちに強く共感しました。

その後、前向きになったきっかけは?

その後、前向きになるきっかけは、ある友人との会話です。
私が「男なのに」と言われたことについて話していたとき、その友人は真剣に話を聞いてくれ、こう言ってくれました。

「性別に関係なく、自分のペースで楽しむことが大事だよ。誰もが得意なことや苦手なことがあるし、それを受け入れてくれる人たちと一緒にいるのが一番いいんだ。」

この経験を通して感じたこと

自分を受け入れてくれる人がいること。
自分の得意なことも苦手なことも含めて、自分自身を受け入れ、無理に他人の期待に応えようとしないことが大切だと思います。

(27歳/会社員)

苦手なことも得意なことも自分らしさに

仲間からの心ない言葉にモヤモヤしたというSさん。
その後、真剣に話を聞いてくれた友人からの言葉で前向きさを取り戻したようです。
他者からの偏った期待や批判に振り回されず、自分のペースで楽しむことが大切なのかもしれませんね。

皆さんは、ジェンダーバイアスにモヤモヤした経験はありませんか?


※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)