皆さんは、海外旅行で迷子になった経験はありますか?
とくに言葉が通じない場所での不安は大きいですよね。
今回MOREDOORでは、電車の中でほっこりしたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
60歳、Lさんの場合
私が初めてニューヨークに行ったとき、降りるべき駅が2、3日間工事中で停車しませんでした。
そのため、電車を乗り換えたり行ったり来たりしていました。
最後に乗った電車の中で、「ここに行きたいのだけど、どこで降りればいいか?」と何人かに尋ねたのですが、私の英語が分かりにくかったのもあってか、皆素っ気ない対応。
そんな中、私を見かねた外国人の母親と小学生くらいの男の子が「見ていられないわ。自分たちの行き先はちょうどあなたが行く途中のようだから」と言って、一緒に途中まで歩いてくれました。
その状況をどう思いましたか?
最初、その母親はぶっきらぼうな感じで、私は緊張しましたが、素直そうな子どもを連れていたので、ついていって大丈夫だと思い、一緒に行動しました。
歩いているうちに、だんだんその人たちの優しさと親切さが伝わってきて、とても嬉しかったです。
その状況に学んだことは?
人を単純に信じ込むのは危険なときもありますが、自分の感覚を研ぎ澄ませれば、相手のエネルギーを感じ取って純粋に親切な人かどうかが分かるものだということを、身をもって学びました。
(60歳/自営業)
心温まる光景に……
ニューヨークの地下鉄で迷子になった際、親切な親子に助けられたというエピソードをご紹介しました。
困っているときに手を差し伸べてくれる人との出会いが、旅を一層特別なものにしてくれるかもしれませんね。
皆さんも、電車の中でほっこりした経験はありませんか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)