毎日自分や家族のために作っている人もいるであろうお弁当。
お弁当箱の蓋を開けた時に、好きな具材がたくさん入っていると、嬉しい気持ちになりますよね。
今回MOREDOORでは、お弁当にまつわるエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
38歳、Sさんの場合
実家から離れ、遠方の高校へ通っていた時のことです。
夏休みの帰省を終え、また通っている地方の学校へ帰るときに母が手作りのお弁当を渡してくれました。
母は「あなたの好きなウインナー入れといたわよ」と言っていました。
私は涙をこらえてその弁当をキャリーバッグへ詰め込み、学校のある地方へと旅立ちました。
母が作ってくれた弁当を開けてみると……
夜行列車の中で、家族の前ではなんとかこらえていた涙を一気に放出しながら、母の弁当を食べようと蓋を開けました。
すると、なんとおかずはウインナーのみが箱いっぱいにびっしりと詰まっていたのです。
たしかに、「ウインナー入れといたよ」とは言っていましたがね……。
「ホントにそれだけかいっ」と、ひとり夜行列車のベッドで声に出してツッコみ、涙も引っ込みました。
母の天然ボケっぷりは、娘の涙をもふっ飛ばせる力を持っているなと思いました。
(38歳/主婦)
おかずは大量のウインナー
お弁当箱を開けた瞬間、涙が引っ込んだというSさん。
確かに「ウインナー入れといたわよ」という言葉は嘘ではありませんね。
皆さんは、ほっこりするようなお弁当エピソードは何かありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)