毎日作っている人もいるであろうお弁当。
お弁当の蓋を開けた時、好きなおかずがたくさん入っていると、おのずと気分も上がりますよね。
今回MOREDOORでは、お弁当にまつわるエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
39歳、Sさんの場合
子どもが幼稚園の年少さんの時、初めてお弁当を作りました。
初めて私と離れて食べるご飯でもあったので、食べやすいように全てを食べやすいサイズで作りました。
おにぎりも小さく握って二つ作ったのですが、なぜか子どもはそれを丸々残していたのです。
子どもがおにぎりを残した理由は……
「もしかして、ラップが外せなかったのかな?」と思い、「おにぎり食べなかったの?」と聞きました。
しかし子どもはだんまりで、何も教えてくれず……。
その日の夕方、モジモジしながら子どもに打ち明けられた真実にびっくり。
子どもは「お顔くんのおにぎり、可哀想で食べれないの。おにぎり、お顔くんにしないでね」と言ってきたのです。
ゴマで目を作り、口を刻み海苔で作った、初めてのプチキャラ弁は失敗だったようです。
ですが、子どもの気持ちに「優しい!繊細!」と思いました。
また、このことから、全ての子どもがキャラ弁に喜ぶ訳ではないということを学びました。
(39歳/個人事業)
顔をイメージしたしたおにぎりに……
お顔の形になったおにぎりを食べることができなかったというSさんのお子さん。
食べてしまうのをかわいそうだと感じるとは、とても優しい心を持ったお子さんですね。
皆さんは、ほっこりするようなお弁当エピソードは何かありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)