【駅で】資金と切符をなくして”半泣きの小学生”…次の瞬間、駅員が見せた”大人の優しさ”に「忘れられない」「こんな大人になりたい」

【駅で】資金と切符をなくして”半泣きの小学生”…次の瞬間、駅員が見せた”大人の優しさ”に「忘れられない」「こんな大人になりたい」

皆さんは、駅で思いがけない親切に救われた経験はありますか?
中には、失敗に怯える子どもに寄り添い、励ましてくれる大人もいるようです。

今回MOREDOORでは、駅での思いがけない対応エピソードをご紹介します。

※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。

23歳、Oさんの場合

私が小学生の頃に経験した話です。
班別で行動する都内巡りというイベントの際、班長が資金の入った封筒と切符をなくしてしまいました。
当時はスマホもなく、見知らぬ駅で途方に暮れたことは今でも鮮明に覚えています。

切符がないため改札を出られず、ホームをうろうろしていると、年配の駅員さんが声をかけてくれました。

すると、駅員さんは……

担任に怒られることを恐れ、半泣きだった私たちに「もうなくさないように」と言って、切符代を出してくれたのです。
それだけでなく、事情を聞いた駅員さんは、さらに1000円札を渡してくれました。

そのお金を受け取りましたが、後で罪悪感から担任に打ち明けたところ、怒られてしまいました。

そして後日、担任と私たちでお礼を言いに行くと、その駅員さんは「反省しているなら、きっといい大人になれるよ」と言ってくれました。
その際に見せてくれた笑顔は、今も忘れられません。

そのときの心情は?

当時は小学生でしたので、なくしたことが発覚したときに怒られることを恐れていました。
しかし、駅員さんに出会い、このように優しい大人になりたいと思いました。

その状況で学んだことは?

人に打ち明けることの大切さを学びました。
失敗を隠そうとしてもうまくいかないことが多いですし、まずは自分の過ちを認め、人に助けを求めることが大切だと感じました。

(23歳/自宅警備員)

駅員さんの親切に……

駅員さんの親切に救われたというエピソードをご紹介しました。
優しさに触れると、自分も誰かに手を差し伸べたくなりますね。

皆さんは、駅で思いがけない対応をしてもらった経験はありますか?


※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)