38歳、Aさんの場合
ドイツにホームステイに行ったときのことです。
帰国前にホストファミリーへお礼の気持ちを込めてお好み焼きを振る舞いました。
仕上げに鰹節を振り掛けたときにホストファミリーの男の子が驚いた顔をしたのです。
その理由は……
ホストファミリーの男の子は、鰹節を見て「生きてる!動いてる!」と言ったのです。
私たち日本人にとっては鰹節は身近な食べ物ですが、海外では馴染みがないので、すごく驚かれるものなのだなと意外に感じました。
もちろん鰹節は加工品なので生きてはいないのですが、知らない人にとってはそう見えるんだなと思わずクスッと笑ってしまいました。
私たち日本人にとって普通のものでも、海外では当たり前ではないことを念頭において、食べ方だけでなく食材の特徴までセットで説明が必要だと学びました。
(38歳/派遣社員)