「電車に乗れないかも」と思っていたら……?
私の前の人が券を買う番になったときには、ホームにすでに列車が入ってきてしまい、私はその電車に乗ることを諦め、1時間後の電車に乗る覚悟を決めました。
しかしそのとき、突然「この後5名、その電車に乗ります!」と駅員さんのアナウンスがホームに響きました。
驚いて顔を上げると、券売機に並んでいる人たち全員が電車に乗れるように、電車を停車させてくれたのです。
駅員さんのおかげで、私は無事にその電車に乗ることができ、予定を変更することなく、その日を過ごせました。
諦めかけた心が、駅員さんの心温まる対応で感謝の気持ちに変わりました。
周りを見ることと、配慮と連携は大事なことだと感じました。
(29歳/会社員)
30代、Cさんの場合
大学生の頃、駅構内のコンビニエンスストアでアルバイトをしていました。
駅員さんがよく買いに来てくれるため、従業員には皆「推しの駅員さん」がいるという程よい距離感がありました。
もちろん私にも推しの駅員さんがいたのですが、ある日、事務所に菓子折りが置かれており、店長から「これ、駅員の○○さんが車掌試験に合格して、これから車掌さんになるのでご挨拶に来てくれたよ!あれ、〇〇の推しだったよね!最後に会えなくて残念だね……」とのこと。
残念だなと思いつつ、「車掌さんとしてどこかで会えるかも!」と思っていました。