お弁当を作る日は、いつもより早起きする必要がありますよね。
心や体力に余裕がある日でないと、なかなか難しいことだと感じる人も多いでしょう。
今回MOREDOORでは、お弁当にまつわるエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
50歳、Mさんの場合
私が中学生の時の話です。
両親は飲食店を営んでおり、閉店時間は夜中の二時。
それから片付けがあるので、私が学校に行くときには両親は寝ていました。
ある日学校にお弁当を持って行くことになり、お願いしたら「まかせて」と言ってくれました。
お弁当の中身は……
朝、テーブルの上にお弁当が置いてあり、少しわくわくしながら学校に行きました。
お弁当の時間になり、弁当箱を開けてみたら、コンビニ弁当が綺麗に詰め替えてありました。
お米は六等分に線が入っていて黒ごまがふってあり、真ん中に小梅が置いてありました。
家に帰り、母に「あれコンビニ弁当だよね?」と聞いたら「うん。でも幕の内だよ」とドヤ顔で言われました。
友達には少し笑われましたが、私は母が可愛いと思いました。
このお弁当を見て、ビックリしたあと「頭いいな」と思いました。
夜中まで働いて疲れているのに、一生懸命詰め直してる姿を想像して笑えたし、可愛いと思いました。
友だちの弁当が羨ましくなかったと言えば嘘になりますが、コンビニ弁当でも一生懸命子どもを思ってくれたものならちゃんと愛は伝わると思いました。
(50歳/専業主婦)
幕の内弁当がそのまま入っていた
お弁当箱の蓋を開けて、思わず笑ってしまったというMさん。
わざわざお弁当箱に移し替えてくれるところに愛を感じますね。
皆さんは、ほっこりするようなお弁当エピソードは何かありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)