皆さんは、身近な人の「柄にもない一生懸命な姿」に胸を打たれたことはありませんか?
なかには、普段は物静かなおじいちゃんが、愛する孫のために「秘密の特訓」を重ねていたという、驚きと感動の舞台裏があるようで……。
今回MOREDOORでは、祖父母と孫の微笑ましいエピソードをご紹介します。
Sさんの場合
70代の私の父は、とても物静かな性格です。
対して5歳の娘は、流行りのダンスや動画が大好きで、家中を飛び跳ねるほど活発な女の子。
普段はあまり会話が多くない二人ですが、娘は実家に行くと必ず父の膝に乗るほど、おじいちゃんのことが大好きでした。
あるお正月の帰省中のこと。リビングで娘が、今流行っているアイドルのダンスを一生懸命に披露していました。
それを見つめる父の手には、なぜかスマートフォンが。
孫のためにダンスを練習
普段は電話とメールしか使わない、機械が苦手な父。
ふと見ると、娘に隠れるようにして何度も動画を再生し、必死に振り付けを覚えようと指を動かして「予習」をしていたのです。
しばらくして、父は意を決したように立ち上がりました。そして、娘の隣で少しぎこちなく、けれど一生懸命に踊り始めたのです。
娘は目を輝かせて「おじいちゃん、すごーい!!」と大喜び。
二人は手を取り合い、笑い声を響かせながら、いつまでもダンスを踊り続けていました。
苦手な機械も乗り越えて……
「あんなに機械が苦手だったおじいちゃんを動かすなんて、孫のパワーは本当に凄い!」
一生懸命に練習していた父の背中を思い出すと、愛おしくて、誇らしくて、涙が出そうになりました。
その場にいた家族全員が笑顔になり、部屋中がとても温かい空気に包まれたのを覚えています。
(32歳/会社員)
孫のために頑張る祖父
おじいちゃんがスマホを握りしめて覚えた、ダンスの振り付け。
それは、どんな言葉よりも雄弁に「大好きだよ」と伝えてくれる、最高のプレゼントだったのかもしれませんね。
皆さんは家族のほっこりエピソードはありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)

