【相談者:30代女性】
私は昔からマイナス思考だということもあり、現在交際中の彼から本当に愛されているのか、不安に思うことがよくあります。
どうすればこの不安を解消することができるでしょうか。
前向きになる努力が「愛されているかわからない」の不安を解消してくれます。
ご質問ありがとうございます。コラムニストのLISAです。
相手よりも自分の気持ちの方が強いと感じたとき、人は無意識のうちに漠然とした不安を抱きます。
特にこれは恋愛中の女性によく見られることで、一度でも「自分の方が好きの気持ちが強いのでは?」と感じてしまうと、途端に彼から愛されているのか不安になってしまうのです。
とはいえ、その不安はときに彼への疑惑へと変わる場合もあります。
そしてその疑う気持ちが原因でふたりの関係が壊れてしまえば、元も子もない。
そこで今回は20代女性の方々から伺ったお話に基づき、「彼から愛されているか不安」という気持ちを解消する方法をご紹介します!
ご相談者様のように彼との関係にお悩みの女性はぜひ実践して、自身の中にある不安な気持ちを解消してあげてください。
(1)自分が必要とされる場を探す
『私は結構マイナス思考なところがあるので、付き合っている彼氏とのこともすぐに悪い方向に考えちゃうんです。でもそれって自分に自信がないからなんですよね。自信がないから「誰かから必要とされたい」と思う気持ちが他の人よりも強いんだと思います。だから彼以外の場所で、自分が必要とされるところを見つけるようにしました。家族や友達から必要とされることで、彼との関係を後ろ向きに考えることも減った気がします』(21歳/大学生)
「彼から愛されているか不安」と考えてしまう女性の多くは、自分に自信が持てていない女性です。
自分に自信がないからこそ、彼から愛されているという自信が持てず「自分を必要とされたい」という思いだけが強くなってしまう……。
それなら自分が必要とされる場を探してみてはどうでしょうか?
家庭、職場、友人関係。
どんな小さな場でも、自分が多少なり誰かから必要とされていると思う居場所が見つかれば、自然と自分にも自信を持つことが持てます!
それが彼に対する不安を解消するきっかけだって与えてくれるはずです。
(2)「好き」を求めるのではなく伝える
『昔は彼から愛されているか不安に感じると、すぐ「私のこと好き?」って聞いてました。でも結局、ほとんどの男性は求めている答えをくれないから、そんな質問をしても余計に不安が大きくなるだけだったんですよね。その経験から今は相手に気持ちを問いかけることはやめ、こちらから気持ちを伝えるようにしました。「好き」という気持ちをさりげなく伝え続けていると、次第に彼もその気持ちに応えてくれるようになるんです』(29歳/販売事務)
彼に愛されているか不安を抱くと、それを確かめるために彼を試すような行動に出る女性もいます。
しかし当然のことながら、そのような行動に出ても逆効果となるだけ。
最悪の場合、彼から重い女として見られ、幻滅される可能性だってあるでしょう!
それよりも自分が彼に対して「好き」の気持ちを伝える努力をしてみてもどうでしょうか。
好意の返報性という心理もある通り、人は相手から好意を伝えられると自分も相手に対して好意を抱きやすくなります。
とはいえもちろん、重い言動で「好き」を伝えるのはNG!
あくまでもさりげなく「好き」の気持ちを伝えて、彼からも好意を返してもらえるような関係を築いていきましょう。
(3)マイナスをプラスに変換する癖をつける
『もう超がつくほどのマイナス思考です、私。それを見かねた友人が「マイナスに考えることをプラスに変換する癖をつけなよ」と言ってくれて、今頑張って実践しています。実際、前よりはマイナスに考えることも減った気がしますし、彼の一挙一動で落ち込むこともなくなりました』(26歳/医療事務)
「愛されているかわからない」という確信のない不安を抱いてしまうのは、物事を後ろ向きに考えてしまう性格である証拠。
何かあるとすべて悪い方向に考えてしまうため、彼との交際においてもそのような不安が生まれてしまうのです。
それを解決するには少しでもプラス思考に近づくための努力が必要。
そのためにもまずは、マイナスの考えをあえてプラスに変換する癖をつけるようにしてみましょう!
物事を少しでもプラス思考に考えられる癖がつくと、自然と確信のない不安を抱くこともなくなるはずです。
彼を思う気持ちが強ければ強いほど、「もっと彼から愛されたい」「本当に愛されているのか不安」と思うこともあります。
とはいえ、その本音を彼に直接伝えても、ただプレッシャーを与えてしまうだけ。
それよりも自分の気持ちを前向きにするための手段をとってみてはどうでしょうか。
自分の気持ちをうまくコントロールし、前向きに考えることができれば、不要な不安を抱く必要もなくなるはず!
きっと彼との関係もこれまで以上に順調なものとなるでしょう。
●ライター/LISA(女ゴコロ専門家)