昔から初夢は「一富士二鷹三茄子（いちふじにたかさんなすび）」であれば、その年はいいことがあると伝わっています。
実は茄子（なすび）の後にも「四扇五煙草六座頭（しおうぎごたばころくざとう）」と続きがあるのを知っていますか？
この6つの夢を初夢で見たらどんないいことがあるのでしょう？
一般的に知られている夢の意味と、恋愛でどんないいことが期待できるのか、今回は「四扇五煙草六座頭（しおうぎごたばころくざとう）」の3つについてみてみましょう。
扇（おうぎ）の夢は？
扇は富士山と同じように、広げた形が「末広がり」に通じることから縁起のよい夢とされます。
そのため昔から子孫繁栄や商売繁盛につながると解釈されます。
扇は自分で仰ぐ風の量を増やしたり少なくしたりすることができる道具です。
そのことから、自分を上手にコントロールできていることを意味します。
初夢で扇の夢を見た場合、恋愛でどんないいことが期待できるでしょうか？
扇の夢を見たら、2020年は自分の感情をうまくコントロールすることで恋の勝利者になれるかもしれません。
ライバルがいても焦ったり、必要以上に心配・不安にならないといったメンタルの強さも恋愛成就には必要です。
気になるあの人の言葉や行動で、あれこれと気にするようなこともなくなるでしょう。
タバコの夢ってどうなの？
タバコの煙が上へ上へと昇っていくことから、一般的にタバコの初夢は立身出世を意味します。
では初夢で見た場合、2020年のあなたの恋はどうなるのでしょうか？
仕事やビジネスにおいて昇進や昇給があるかもしれません。
仕事ぶりが認められれば、それがあなたの自信につながり、自信はやがて魅力にもつながっていきます。
自分に自信のある人は、それだけ人を惹きつけ魅了します。
ですから、タバコの夢を見たらこれまで以上にモテるようになるかもしれません。
また恋人がタバコを吸っている夢を見たら、あなたがその恋人のことを頼もしく思っていることを意味します。
ただ現実に喫煙の習慣がある人は、健康に注意するようにという夢からの忠告であることも。
座頭（ざとう）の夢は？
座頭とは聞きなれないかもしれませんが、昔の剃髪（ていはつ：髪を剃っている）した目の不自由な人のことです。
彼らは主に三味線の演奏や按摩（あんま）の仕事をしていました。
彼らは毛を剃っていて「毛がない」ことから「怪我無い」につながるので、縁起のよい夢と考えられました。
つまり怪我をすることなく、一年無事に過ごすことができる…そういった意味になります。
初夢に座頭が登場したら、2020年はあなたもあなたの大好きな彼もケガをすることなく平穏無事に過ごせることを意味します。
一緒にレジャー・旅行に出かけても、何事もなく楽しいひと時が過ごせるはずです。
みなさんのどんな初夢でしたか？
初夢は「験担ぎ（げんかつぎ）や語呂合わせだから意味がない」という人もいます。
しかし、験担ぎや語呂合わせといったものが持つスピリチュアルな力を、歴史上の偉人たちは信じて成功を手にしたという事実を忘れてはいけません。
初夢で見ると縁起のよい夢をご紹介しましたが、一般的には仕事運や金運・健康運などに恵まれると解釈されます。
しかし恋愛成就を望んでいるあなたにとっても、これらの夢は2020年のステキな恋を約束してくれることでしょう。
（恋愛jp編集部）