ひらがなで書くとわかるものも、漢字で書かれればわからなくなるもの。
今回ご紹介する「樵」も、普段はひらがなで見ることが多いです。
これが読めるあなたは物知りといえるでしょう。
(1)「樵」の読み方
シンプルに漢字一文字であらわす「樵」。
ひらがなにすると三文字になるのですが、想像がつきますか。
ちなみに木の名前ではないものの、木に関係することではありますよ。
そう、この漢字は「きこり」と読みます。
絵本などでよく登場するあのきこりを、漢字であらわすとこうなるのです。
樵を分解すると、木と焦に。
き、こげるからきこりと連想できるので、こういう覚え方もひとつですよ。
(『広辞苑』より)