受験の日は、緊張のあまり注意力が散漫になりがちですよね。
受験会場が馴染みのない場所であれば、なおさらではないでしょうか。
今回は、受験当日に見ず知らずの人に救われたエピソードをご紹介します。
受験票とお金を…
当時、私は地方住みの受験生で、東京の大学に受験をするため上京していました。
馴れない電車の乗り継ぎで注意力が散漫していたのか、受験票と両親から貰ったお金が入った袋を車内に置いたまま降りてしまいました。
急いで駅で相談しましたが、「返ってくる保証はない」と言われ、なかばパニックのまま宿で過ごしていました。
すると駅から、「見ず知らずの誰かがその袋を見つけて駅に届けてくれた」と連絡があり、確認に向かいました。
中身を確認したところ、受験票と数万円の現金も無事でした。
その方は名も明かさなかったようですが、受験票をみて落とした学生を心配していたと聞き、「こんなにも優しい心の方がいるのか」と思いました。
(30代/会社員/男性)