生理痛やPMSなど、女性が長くつきあっていくカラダの現象。
痛みを人と比べる機会が少ないので、「いつものことだから」ととくに気に留めない方も多いですよね。
ですが繊細な女性のカラダは、“痛み”で危険信号を送っている場合もあります。
そこで今回のMOREDOORは、「疾患にきづいたきっかけエピソード」をご紹介します。
45歳/専業主婦のAさんの場合……
『40歳前後くらいの頃、生理痛と経血量に悩まされていましたが仕事が忙しく受診していませんでした。
そんな時、妹がピロリ菌にかかっていた事が分かり、姉妹の罹患率も高いらしいので内科で内視鏡と超音波検査を受けました。
腹部の超音波検査の際、「筋腫の疑いがあるのですぐに婦人科へ」と言われ、婦人科を受診したら子宮筋腫との診断でした。』
どんな治療を受けましたか?
『貧血の改善のため鉄剤の処方と、ホルモン治療として月経困難症の改善のため低用量ピルの処方をされました。
地域で評判の良い婦人科を選ぶ事が大事だと思います。』
世の女性陣へ伝えたいことは?
『子宮筋腫はいくつか種類があり、できる場所によっては筋腫の大きさに関わらず、症状が強く出る場合があります。
月経困難症は辛いのですが、中でも貧血は本人にしか分からない辛さがあるので、我慢しないで積極的に婦人科の受診をお勧めします。』(45歳/専業主婦)
本人にしか分からない辛さ
ピロリ菌の検査をしたら、まさかの子宮筋腫が判明したAさん。
Aさんは偶然発見されて本当に良かったですが、生理やPMSで「辛い」と感じたら、何かの疾患が隠れている可能性もあることを覚えておきたいですね。
現在はアプリで相談ができるなど、婦人科医とのオンライン診療も進んでいます。
かかりつけ婦人科医を見つけておくことは、現代女性にとって「転ばぬ先の杖」となるでしょう。
今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)