PMS(月経前症候群)の症状などが、仕事に影響するという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「株式会社LYL」が提供を開始した『QOLI Femtech』を紹介!
女性特有の健康課題の解消に向けた法人向けプログラムです。
それでは早速、内容を紹介していきます。
『QOLI Femtech』開発背景
「日本医療政策機構」が18〜49歳の働く女性2,000人を対象に実施した調査では、ヘルスリテラシーが高い女性は仕事のパフォーマンスが高く、ヘルスリテラシーが低い女性は仕事のパフォーマンスが低いことが分かったとされています。
また、「株式会社LYL」が開発にあたって行った、働く女性100人へのヒアリングでは、PMSの症状などを理由に昇進辞退・退職を行ったという声も多くありました。
女性が自身の身体や健康について理解することに加え、周りの男性社員・管理職のヘルスリテラシーも高め、組織としてのサポート体制を充実させていくことが、働きやすい環境を実現するのかもしれません。
『QOLI Femtech』について
女性特有の健康課題の解消から、多様性に溢れた生産性の高い組織づくりまで一気通貫して提案するサービス。
「女性本人だけではない、男性社員や管理職・組織を巻き込んだアプローチ」「知識のインプットや理解促進に留まらない、行動改善にまで踏み込んだプログラム提案」を行います。
そして、実証実験として計6社へのサービス提供を行い、導入後の調査によって以下の効果が明らかになりました。
女性社員のパフォーマンス調査
91%が「パフォーマンス向上に向けた不調改善を意識するきっかけになった」と回答。
男性社員の理解度調査
PMSの理解度に関する調査では、「まったくわからない」と答えた男性が22%、「どちらとも言えない」と答えた人が34.1%でしたが、導入後は合計8.7%に低下。
職場において相談できる人
女性の不調に関するリテラシーが全社的に向上したことで、「プライベート・仕事、男性社員・女性社員問わず相談相手が増えた」という結果に。
働きやすい環境の実現に向けて!
生理やPMSの症状を、職場で理解してもらえないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
女性特有の症状などを理解する人が増えるように、まずは知識の共有が必要なのかもしれません。
このようなサービスによって、女性特有の健康課題について共有する企業が増えれば、働きやすい環境が実現していきそうですね。