物価高騰の影響で、家計の見直しをするようになったという方も多いのではないでしょうか。
そこでMOREDOOR編集部では、「毎月の支出額の内訳」に関するアンケートを実施!
今回は茨城県に住むIさん家庭の収支内訳から、独自のやりくり術も含めて結果をご紹介します。
税理士法人Bridge代表税理士
金融機関・IPO企業・富裕層コンサルティング会社を経て、税理士法人Bridge東京・静岡事務所を創設。
「お客様に幸せの架け橋を」というビジョンを掲げ、多角的な税務サービスを行っている。
Iさん家庭の状況
●所在地:茨城県土浦市
●年齢:40代
●家族構成:夫婦、娘1人
●世帯年収:19,500,000円(夫11,000,000円、妻8,500,000円)
●貯金額:12,000,000円
茨木県、3人家族の収入状況と1ヶ月の主な出費内訳
家賃や食費、光熱費など、主な1ヶ月の収支内訳は以下の通りです。
●住宅ローン:61,000,000円(総返済額)
●間取り:3LDK(土地150坪、家40坪)
●食費:70,000円
●交際費:10,000円
●電気代:30,000円
●ガス代:オール電化のためなし
●水道代:10,000円
●車:ガソリン代5,000円、任意保険(年に)100,000円
●その他:外食10,000円、ペット20,000円、保険100,000円、投資信託:120,000円
Iさんの悩んでいること
「物価が上がっていると感じます。外食や贅沢をしていなくても、月10,000円~20,000円多く出費があるように思います」とのことで、物価が上がって出費が増えたことが悩みになっているようです。
Iさんの貯金術はこれ!
「子どもができたときに、現在の収入と貯金、将来かかる費用を計算して、子どものために貯めるお金を計上しました。その結果老後に残る資金の概算もわかったため、住宅ローンにいくら使えるかも計算しました。
現金の持ち金を年収の半分以下にならないしように注意し、各種保険も組み直して将来に向けて生活をシフトさせました。
時々銀行残高に大幅な違いがないことを確認しており、当初の計画通りに貯金が進んでいます」と話してくれたIさん。
現状を把握した上で将来かかる費用の概算を出し、そこからいくら必要なのか割り出して行動するという計画性が大切なのかもしれませんね。
すぐできる節約術は?
また、編集部に寄せられた他の方の節約術もご紹介します。
「自販機で飲み物を買わないことです。今まで平日は1本110円の缶ジュースを毎日飲んでいたのですが、それを一切やめ、インスタントコーヒーを水筒に入れて持ち歩くことにしました。月に2,200円かかっていいたのが400円程度になり、約1,800円の節約になりました」(29歳/製造業)
「ふるさと納税で自治体に寄附し、食品の返礼品をチョイスしました。月に3,000円くらい節約することができました」(29歳/主婦)
節約が大変だと感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回の「みんなの節約術」は、茨城県にお住まいのIさんの収支内訳と、すぐにできる節約術をお伝えしました!
監修者:黒田悠介(税理士法人Bridge代表税理士)
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)
◆調査主体:MOREDOOR編集部
◆調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるアンケート調査
◆調査期間:2023/4/27~2023/5/8