『気絶…!?』病院を受診して判明した月経困難症とは

『気絶…!?』病院を受診して判明した月経困難症とは

月経周期が不規則だと不安を感じてしまうもの。

なかには、経血量が多く、気絶してしまうほどの月経痛に悩まされた経験がある方もいるようです。

そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

Dさんの場合……

中学生の頃から月経周期が不規則だったDさん。

日中でも夜用ナプキンを使わないとならない程の経血量で、それでも二、三時間で漏れてしまうほどでした。

ある時、気絶してしまうほどのひどい月経痛が。

異常を感じたDさんは、産婦人科で検査を受けることに。

そして判明したのが「月経困難症」でした。

どんな治療を受けましたか?

初めて診断を受けたのは十九歳のとき。

その時に低用量ピルを勧められたものの、副作用が強く、また値段も高かったため、一度は使うのを断念しました。

社会人になると生理休暇のある会社に就職し、その休暇を利用して過ごしていました。

しかし、転職をする際に新しい職場が生理休暇を設けていないことを知り、再度ピルにチャレンジ。

現在は副作用の少ない、体に合ったピルを使い続けています。

その結果、生理痛は軽減され、経血量も大幅に減り、昼間に夜用ナプキンを使う必要がなくなりました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

思春期はどうしても生理周期が安定しないもの。

しかし、月経痛がひどかったり、経血量が日中に夜用ナプキンを使わないと漏れるほどだったりだと、若くても産婦人科を受診して検査を受けることをおすすめします。

学生が産婦人科に行くことに抵抗があるかもしれませんが、毎月の辛さを繰り返すよりよいです。

また、子宮系の病気による月経困難症だった場合、治療をしないと将来妊娠できなくなる可能性もあります。

違和感があるときは早めに婦人科へ

ひどい月経痛や経血量の多さは、月経困難症が原因だったというDさん。

体に違和感を覚えたら、どんなに些細なことでも婦人科で相談してみると原因が分かるかもしれません。

辛い思いを繰り返さず、早期発見・早期治療が大切です。

皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。

今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。

(MOREDOOR編集部)