学業や仕事が忙しく、自分の体をケアする時間がなかなかないという方も多いのでは?
ただ、気になる症状がある場合には、自分と向き合いケアする時間を作ることも大切かもしれません。
そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
Kさんの場合……
中学2年生のとき、だるさや食欲不振を感じましたが、当時は学業や友達との関係に忙しく、病院にもいかず体調不良をそのままにしていました。
しかし、制服のスカートが急に入らなくなり、病院を受診。
SLE(膠原病)と判明しました。
結果入院することに。
長い入院生活が続いたため、卒業旅行を断念せざるを得なかったのが悲しかったです。
どんな治療を受けましたか?
血漿交換やステロイドパルス、経口ステロイドなどの治療を受けました。
とくにステロイドパルスでは強い吐き気に苦しみましたが、現在はステロイドの量が減り、日常生活を送っています。
伝えたいことは?
SLEは人によって症状が異なります。
気になったら迷わず大きな病院へ受診してください。
早期対応が重要です。
違和感があるときは早めに専門家へ
皆さんも、体に異変を感じたら早めに専門家に受診してみてくださいね。
今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)