「味覚が変わったかも」と悩んだことはありますか?
なかには、味覚に違和感を覚えて、病院を受診した結果疾患が見つかった方もいるようで……。
そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
Bさんの場合……
高脂血症という病気を患いました。
いつも口の中が塩辛いという現象に悩まされ……。
何を食べても塩辛いというのがつらく、もしかしたらコロナに感染して味覚がおかしくなったのかと思いました。
どんな治療を受けましたか?
血液検査の結果、悪玉コレステロール値が400オーバーを示していました。
この結果からコレステロール値を下げる内服薬を毎日服用するとともに、脂質の多い食べ物・塩分制限という食事療法を今現在も継続しています。
伝えたいことは?
慢性疾患になるので長期的なケアが必要な病気です。
しかし、毎日栄養バランスのとれた食事を心がけるだけでケアができるので、さほど辛い病気ではありません。
今、同じような口の中が塩辛いという悩みをお持ちなら、早期受診をして対応しましょう。
違和感があるときは早めに専門家へ
塩辛い味覚や異常な食欲に不安を感じたら、専門家に相談しましょう。
早期の治療やサポートが大切です。
皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。
今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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