夏に生理でつらい思いをした経験はありますか?
外出しているときにナプキンが蒸れてしまったり、体調の変化から突然出血が出てきてしまったりと、さまざまな症状が発生するケースもあるようで……。
そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
ピクニックに行ったら……
夏に子どもたちを連れて、公園に行った時の話。
夏休みということもあり、ただ公園で遊ぶだけでなく、お弁当持参でピクニック気分で行きました。
レジャーシートを敷いて、お弁当を食べている時にお尻のあたりに違和感が……。
よく見ると、ナプキンから漏れていました。
それだけでなく、洋服にも血が。
かなり焦ってしまいピクニックどころではなかったです。
早々に切り上げて帰ろうと思いましたが、洋服にも染み付いている状態なので、そのままでは帰れません。
考えた挙げ句、公園のそばに洋服屋さんがあったので、カバンでお尻部分を隠しながらワンピースを購入し、そのままトイレで着替えて帰りました。
それからは、気を付けるようになりました。
(53歳/パート)
ハイキングをしていたら
夏の日、一人でハイキングへ。
山を歩いていると、突然生理痛に襲われ……。
辛い痛みが襲ってきて、うずくまるようにして苦しんだ記憶があります。
トイレもなく、周囲には誰もいない状況。
体力の限界に達し、気が遠くなるような痛みに耐えながら帰路を急ぎました。
その時の無力感と孤独感は忘れられません。
以来、常に備えをし、体調管理を徹底しています。
この体験から、自分の体に対する大切さと、自然の中での用心深さを学びました。
(26歳/会社員)
トラブルに備えて……
エピソードを通して分かったことは、生理には予測不能なトラブルが潜んでいるということ。
このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切ですね。
今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
(MOREDOOR編集部)