日常生活で倒れてしまった経験はありますか?
体調不良や、屋外での作業で倒れた経験があるという方も少なくないはず。
そこで今回は、「倒れてしまったエピソード」をご紹介します。
Fさんの場合……
7月初旬、暑さに身体が慣れていない頃、新しくパートすることになったレストランでの研修中のことです。
テラス席にはまだお客様が来ていなかったので、そこで接客の練習をしていました。
だんだん汗が止まらなくなり、目の前が白くなっていく感覚がしました。
しかし、水分補給をいつしていいのかわからなかったので、そのまま練習していました。
すると、とうとう立ちくらみを起こして倒れてしまいました。
どのようにして回復しましたか?
倒れた時に休憩を取らせてもらい、水分補給をしました。
その後も心臓がバクバクして身体に力が入らなかったので、早退させてもらうことに。
日陰の涼しい所で、少しずつ水分補給をしていたら、歩けるようになり、いつの間にか回復しました。
伝えたいことは?
私は倒れるまで我慢してしまい、結局は周りに迷惑をかけてしまいました。
倒れる前に、自分の不調を相手に伝えたほうがよいと思います。
違和感を感じたら早めに処置を
外での接客練習中に、水分不足で倒れてしまったというFさん。
皆さんも、暑い場所に長時間いる際は、水分補給こまめにしましょうね。
身体に異変を感じたら、すぐに適切な処置をとりましょう。
今回は「倒れてしまったエピソード」をお届けしました。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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