皆さんは”生理の貧困”をご存知でしょうか?
実は金銭的な余裕がないことから、生理用品の出費に苦しむ人もいて、MOREDOORには「経済的に苦しいため生理用品を沢山使えない」とお悩みが届いています。
そこで今回は、「生理の貧困」についてMOREDOORに寄せられた実話をもとに考えていきましょう。
(当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。)
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
余裕がなくて……
MOREDOORの読者からは……
『経済的に苦しいため生理用品沢山使えないし、予備もそんな持ってけないから、高校でトイレの個室にナプキンが入った紙袋がかけてあったのは感謝しかなかった。』
『多くの人にとって生きている以上避けられないことだから、なんとか負担を軽くしてほしいよね……。』
『薬も安く買えたらありがたいな……激痛じゃなければ勿体無くて飲むの我慢しちゃう。』
『月経カップおすすめです!1個買えば繰り返し使えるし何回も交換しなくていい。』
など、さまざまな声が寄せられました。
実はみんな悩んでいるのかも……
読者のコメントにもあるように、生理用品について「負担を軽くして欲しい」と思う人は少なくないはず。
ですがそもそも生理の話題を口にすることや、「買えない」と自分の状況を友達などに相談することに、ハードルを感じる場合も……。
経済的に生理用品を負担するのが難しい方のみならず、すべての人に向けて、自治体のサービスがあることや、金銭的負担の少ない商品の使い方などを広く周知する必要があるのではないでしょうか。
なお台湾やフランス、ニュージーランドなどの国では生理用品の無料配布も行われています。
当たり前に体に起こることとして、トイレットペーパーが置いてあるように、生理用品の無料配布があるようです。
みなさんは、この記事を読んで、生理の貧困やそれを取り巻く環境についてどう思いましたか?
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※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
※この漫画は実話をもとに作成されました。
■作画:ぱらこ
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
(MOREDOOR編集部)