50歳前後で迎える場合が多い女性の更年期。
閉経に伴う女性ホルモンの減少により身体にさまざまな影響があります。
ですが中には、「え?これが更年期なの?」と驚くような症状の場合も。
そこで今回は、MOREDOORに寄せられた「更年期と診断されて驚いたエピソード」をご紹介します。
Aさんの場合、なかなか眠れなくて……
小刻みに目が覚めて寝たのか寝ていないのか良く分からない……。
そんな日が続くので気分も優れず、家族に眠れないことを訴えたら一度病院に行く事を勧められました。
そこで行ってみた所、更年期だと言われました。
診断された時、どう思いましたか?
「えっ!」と思いました。まだ40歳後半なのに…。
先生からは「年齢は関係ない」と言われ、「えっ嘘でしょう」と何度も疑って先生に聞き直しました。
そして「個人差はありますがそのうち治る」と伝えられました。
どんな治療を受けましたか?
睡眠薬を頂いて眠れるようにはなりました。
薬ばかりに頼ってたら癖になると思い、何回か病院に通って頂いた薬だけを飲み終えていたら、そのうち睡眠の事があまり気にならなくなりました。
まだ更年期を迎えていない人へ、メッセージ
初めて病院に行った時に、先生から「更年期は誰でも体験する事だからあまり病的に思わないこと」と言われました。
中には知らない間に終わって行く人もいるそうですよ。
(53歳/専業主婦)
眠れない症状が出る人も
更年期というと、ほてりやイライラなどを想像する人も多いかもしれません。
ですが不眠や、不安感、頭痛、物忘れ、耳鳴りなど女性ホルモンは全身に作用しているため意外な症状にあらわれることもあります。
気になることがあったら、我慢せずに婦人科医など専門家へ相談してみてくださいね。
今回は、「更年期と診断されて驚いたエピソード」をお届けしました。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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