胸にしこりがあり「乳がんかも…?」→病院を受診してわかった”疾患”とは【医師監修】

胸にしこりがあり「乳がんかも…?」→病院を受診してわかった”疾患”とは【医師監修】

健康診断や普段とは異なる違和感から病院を受診して、疾患を見つけられたという経験はありますか?

「今はまだ大丈夫」と、病院の受診をついつい後回しにしてしまう人も少なくないはず。

そこで今回は、「疾患に気づくことができたエピソード」をご紹介します。

Aさんの場合……

最初は、健診でも何も言われなかったので何とも思っていませんでした。

しかし大学生のとき、乳がんの触診モデルを触る機会がありました。

そのため、「あれ?」と思ったのがきっかけで病院に行くことに。

当時は、とくに痛みなどの症状はなかったため、「がんだったらどうしよう。」と不安が大きかったです。

結果として、乳腺線維腺腫と診断されました。

どのような治療を受けましたか?

検体を取り検査をし、そこで良性であるとわかったため、とくに治療はしていません。

悪性に変わる可能性は低いと言われていますが、0%ではないようです。
まずは3ヶ月に1回、その次は半年に1回、そして今は1年間に1回、定期検診を受診しています。

伝えたいことは?

乳がんは、女性であれば誰にでも起こる可能性があります。

しかし検査をすれば、私のように乳腺線維腺腫である可能性もあります。

女性特有の病気であり、その恐怖は大きいものですが、もしそれに気が付いた際は少し勇気を出して受診することをおすすめします。

定期的に検診を受けることも大切です。

違和感を覚えたときは早めに専門家へ

乳腺線維腺腫と診断されたAさん。

皆さんも、身体に異常を感じたら早めに専門家に相談しましょう。

今回は「疾患に気づくことができたエピソード」をお届けしました。


※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
下記も好評発売中。
「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

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