女性特有の生理。
1人1人症状が異なるため、女性同士であってもなかなか理解できない部分があります。
今回はそんな生理について「理解ないひと言に驚いたエピソード」をご紹介します。
30代、Aさんの場合
仕事中、生理痛が酷くて仕事にならず苦しんでいたら、同僚(女性)から、「そんなに痛い?」とちょっと馬鹿にしたように言われました。
さらに「私も生理痛あるけどね~」と、まるで私が嘘や大袈裟に言っているかのような物言いをされ、イラっとしました。
女同士でも分かりあえないんだなと思い、悲しいような腹が立つような気持ちでした。
その後どんな返事をしましたか?
「痛みは個人差だからね~、あんまり痛くないなら羨ましい」と言って笑って受け流しました。
性教育に期待することは?
生理痛の痛みや生理に関する症状は、本当に人それぞれなので、その事を理解し合えるような教育をして欲しいです。
また生理の不調をその人のせいだと言う考えではなく、もっと広い心で受け止める世の中になって欲しいと思います。
(36歳/主婦)
同棲中の彼からのひと言
自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理に理解のないひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
医師からPMSの薬を処方され、「同棲中の彼にも症状を伝えたいから一緒にきてもらうように」と言われます。そして……?
※生理前症候群は、正しくは月経前症候群です。
と産婦人科へ行くことを拒否されてしまいます。
そしてこの後、さらに2人の関係は「生理への無理解」によって最悪な展開になってしまうのでした……。
こんな時どうする?
生理に関する理解ないひと言に、笑って受け流したAさんと、事実を説明した漫画の主人公。
もしあなたが同じ立場だったら、こんな時どう対応しますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
下記も好評発売中。
「しあわせの見つけ方、予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」
◎【生理で別れた話】全話
◎みわ柴ちゃんのInstagramはコチラ
◎みわ柴ちゃんのブログはコチラ
(MOREDOOR編集部)