「コンドーム破れないのかな」初めてお泊りで不安に…→性教育で教えてほしかったこととは

「コンドーム破れないのかな」初めてお泊りで不安に…→性教育で教えてほしかったこととは

避妊の方法として、コンドームを使用する方が多いのではないでしょうか?

中には、性行為前にコンドームに触る機会がなく、不安になった方も……。

そこで今回のMOREDOORでは、「性に関する誤解エピソード」をご紹介します。

30代、会社員のAさんの場合……

彼の部屋に初めてお泊りすることになったとき、「もしかしたら……」と思い、コンドームについて調べました。

性教育では、「避妊しましょう」「コンドームを使いましょう」と言われましたが、実物を触る機会はなかったので、どのようなものかわかりませんでした。

そのときの心情は?

意外と薄くて、「破れないのかな」と不安になりました。

大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?

妊娠の可能性についてなど、避妊についての基本を教えたほうがよいと思います。

若いころに得た間違った知識を、大人になっても信じていて、それで失敗する人も結構いると思います。

子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?

性教育は恥ずかしいものではなく、自分自身や好きな人、家族を守ることについての教育だと伝えてほしいです。

ふざけた気持ちで受けてはいけないことを知ってほしいです。

(30代/会社員)

彼に産婦人科と伝えたら……

自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、性に関する誤解が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、生理痛で辛いことを同棲中の彼に伝えました。

そんなみわ柴さんを気遣って彼は外食をすることを提案。

お店に入るまで長蛇の列に2時間半も並んだことで体調が悪くなってしまったみわ柴さんは、ご飯もあまり食べれず、口数も減ってしまいました。

その様子を見た彼は不機嫌に。

みわ柴さんは帰宅途中に「生理中で気持ち悪くなった」ことを説明するも彼と口論になり……。


生理について知識が足らない彼。

そのため彼から「生理は汚い」「恥ずかしい」と言われてしまいました。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。

こんな時どうする?

性について、幅広く知識を持っていたらAさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。

皆さんは「性に関して誤解していること」はありますか?

※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。

漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。
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(MOREDOOR編集部)