性や妊娠について、深いところまで教わらないことが多いと思います。
そのため、間違った知識を持ったまま大人になってしまうなんてことも……。
そこで今回のMOREDOORでは、「性に関する誤解エピソード」をご紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
36歳、会社員Uさんの場合……
「生理後、避妊なしの性行為は妊娠する確率が低い」と勝手に認識していました。
ある日、基礎体温を付けている時に「本当なのか調べてみよう」とネットで確認してみたところ、「生理後と生理前の1週間の性行為は妊娠する確率が高い」と出てきました。
生理や妊娠する云々よりも、排卵の特徴だったり妊娠する確率はこの時期だということを学びたかったです。
※排卵日は個人差があり、また月によっても異なります。
生理後と生理前の1週間以外は妊娠する確率が低いわけではなく、「いつでも妊娠する可能性はある」ことを補足いたします。
生理後と生理前の1週間以外は妊娠する確率が低いわけではなく、「いつでも妊娠する可能性はある」ことを補足いたします。
そのときの心情は?
正しい情報を知り一気に不安になりました。
多分、私みたいに間違って認識している女性はいると思います。
大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?
妊娠出来る万全な状態はどのような状態なのか、もしくはこういった生活は妊娠しにくい、等の女性の妊娠が出来る確率を講座などを開いて教えてほしいです。
決して恥ずかしい事ではないですし、むしろちゃんと自分の身体のことを知り大切に扱いたいと思っています。
子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?
生理が来た女性は性行為をすると妊娠するという事をより詳しく話してほしいです。
その中でも、子どもが赤ちゃんを産むとどのような状況に生活が変わるのか等の話も交ぜて話して欲しいと思います。
あとは自分の身体を大切に扱ってほしいと伝えてほしいですね。
(36歳/会社員)
日常に適応した性教育を……
妊娠についての知識がなく、誤った解釈をしてしまっていたエピソード。
Uさんは、妊娠やそれに伴う生活の変化について性教育を行ったほうがよいと感じたそうです。
皆さんも、「性に関する誤解」をしていた経験はありませんか?
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)