避妊について、正しい知識を持っていますか?
中には、コンドームが破れてしまい、怖かった経験をした方も……。
そこで今回のMOREDOORでは、「性に関する誤解エピソード」をご紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
34歳、会社員のDさんの場合……
私が高校生のときのことです。
当時の彼氏と性行為をした後、コンドームをきちんと付けていたにも関わらず、中で破れてしまい……。
妊娠する可能性があるかもしれないと怖くなった私は、婦人科に行き膣洗浄をお願いしました。
膣洗浄をすれば、中に出てしまった精子を洗い流せると思ったからです。
今思えば、膣洗浄をすれば妊娠しないわけでもなく、高校の保健の授業ではそのようなことを一言も言っていなかったので、性教育の授業のときに教えてもらいたかったです。
妊娠してしまうのではないかと怖かったです。
大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?
コンドームをしていても、破れてしまったり、途中で抜けてしまったりする可能性があると思います。
女性がコンドームの装着を確認するなど、避妊についての知識を男女ともに教えることを期待します。
子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?
コンドームのみでは避妊が100%できるわけではないので、今妊娠したらどうなるかを教えていくことが大切だと思います。
(34歳/会社員)
コンドームが破れてしまったらどうすればよい?
性行為で、コンドームが破れてしまい、妊娠してしまうのではないかと怖くなったというエピソード。
避妊に失敗した場合など、性行為後72時間以内であればアフターピルを使用できます。
婦人科で処方してもらえますので、すぐに診てもらいましょう。
また、避妊にはコンドームだけではなく、低用量ピルなどを組み合わせることも方法の一つかもしれませんね。
皆さんも、「性に関する誤解」をしていた経験はありませんか?
※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)