生理痛の重さは人それぞれです。
つらい思いをしているときに、理解のない言葉を言われると悲しいですよね。
今回はそんな生理に「理解のない一言」を言われて驚いたエピソードをご紹介します。
40歳、主婦Aさんの場合……
大学のころ、生理痛がひどい時期がありました。
そのころに付き合っていた彼とデートの約束を、生理のためにキャンセルすることが何度かありました。
そのたびに、残念そうにする彼に申し訳なさを感じていました。
あるとき、会う約束の日に生理痛で動けなくなり、家で休みたいことを伝えると「またぁ?」と呆れたような面倒臭そうな返事をされ、とても傷つきました。
そのときの心情は?
私の体質的に毎回生理のときは生理痛があることを知っているはずなのに、しんどいことを伝えてもなぜ分かってくれないのかと悲しくなりました。
しんどいときに寄り添った考え方をしてくれない彼に対して気持ちが冷めたのを感じました。
男性はタブーな雰囲気がまだ根強く残っていますが、パートナーの生理周期は把握してくれると嬉しいです。
同棲中の彼からのひと言
自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理に理解のないひと言が描かれています。
主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。
同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?
日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。
それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。
この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。
こんな時どうする?
生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Aさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。
もしあなたが「自分の症状に理解ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。
漫画の監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部)